今回の中学教科書改訂は子供たちがパニックになっても仕方がないかも…
- Munetaka Naka
- 2021年3月23日
- 読了時間: 2分
来年度、中学校では改訂された新しい教科書での学習指導が始まります。当然、塾としてもそれに対応した学習指導にするために準備はしてきているのですが、今まで以上に地域の学校の指導と教科書すべての内容との学習量的な差が大きくなることが予想され、高校入試対策と学校授業への備えの差が大きくなると予想されます。簡単に言えば、かつては学校の授業にしっかり取り組めば高校入試を心配する必要がないといわれていたものが、ここ10年程度の間に学校の授業に取り組むだけではだめになってしまいました。実際、例えば地元高校の普通科には70点~80点程度で合格できるといわれていますが、高校入試250点満点のうち200点は教科書レベルの問題であり、この合格点は理解すべき教科書の内容の35~40%にすぎない、その程度以下しか理解できていない中学生の割合が非常に高いということです。英単語一つをとっても今年までの教科書では1200語学習すべきだったものが新教科書では1800語に増えています。今までは高校の範囲だと思っていたものもたくさん含まれていますし、特に地元校以外の高校への進学を希望する中学生にとっては入試対策でパニックになってしまっても仕方ないといえます。なぜなら、他の地域では理解すべき内容の60~70%を理解している中学生の割合が高いのです。負けますよね。当塾の塾生は今までの改訂でも負けることはありませんでしたが…今回も負けません(笑&自慢)。
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