コロナのせいではない!
- Munetaka Naka
- 2020年5月23日
- 読了時間: 1分
コロナウイルスの感染拡大で学校や塾、そして何よりこの地域の家庭の学習環境としての弱さが浮き彫りになったように思います。学校が休校になり家庭学習用の課題が出されてもただ解答を写すだけで学習に役立てもせず、だんだんゲームや動画鑑賞でほとんどの時間を過ごしてしまう子供たち、解答を写しただけの課題をせっせと回収して次の課題を置いていく学校、オンライン授業といわれても「パソコンが苦手で…」を理由に積極的に対応しようとしない中堅以上の年を取った先生、身軽なはずなのに急な変化に対応しきれない塾…。でもオンライン授業の話はすでに10年ほど前に文科省から出ていたし、家庭でのゲーム・動画の話はテレビゲームが流行った時代からいわれ続けていたし、10年以上も先生をしながらエクセルやワード一つ使えず、ひどい人では結局、現役を引退するまで自分のテスト1つパソコンで作れないままの先生もいる。今回のことで子供たちの「学び」が脅かされているのは決してコロナのせいではないと私は考えています。
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